2006年12月13日 (水)

7.5冬冬モーニング娘。ミニ!

こんばんはTAKA2です。聴きこんだ・・・というわけではないけども、一通りは聴いたのでさっそく感想などを。

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7.5 冬冬モーニング娘。ミニ!(DVD付初回限定盤)

1.歩いてる/モーニング娘。

1曲目は最新シングルの「歩いてる」。もちろんいい歌だし好きな曲だけど、冬をテーマにしたこのミニアルバム中では浮いてる気がしますね。これの代わりに娘。全員でクリスマスソング的なものを歌ってくれたほうが、アルバムとしてのまとまりは良かったと思う。

2.キラキラ冬のシャイニーG/田中れいな

秋コンで既にお披露目済な王道アイドルポップス。コンサートではバックトラックをじっくり聴けなかった(聴く余裕がなかった?)ので改めてCDで聴くと・・・本当にキラキラしてる感じがしていいっすね。れいなの歌唱もやっぱいいわー。誰でも歌えそうでいて、このニュアンスが出せるのはれいなだけだな・・・って感じの実にれいなにピッタリかつ最適化された曲。それにしても田中さん・・・このタイトルで「バラードがきたかも」ってのはありえないっす。「キラキラ冬のシャイニーG」って、どう考えてもバラードじゃないだろw。でガノタな僕はどうしてもシャイニングガンダムのことが頭に浮かびます。次にれいなのソロがある時は愛の園やエレジーズのようなカッコイイのが聴きたいね。

3.雪/愛×あなた≧好き/高橋愛 With MC GAKI

ガキさんのしゃべりはですね・・・こんな感じのガキさんのラジオがあればいいな・・・とは思いましたけど。ただいかんせん長すぎじゃないでしょうか。すっげー面白いことを言ってるわけでもないので、今後はこの部分飛ばして聴く場合が多くなりそうです(ガキさん&ガキさんファンごめんよ・・・)。愛ちゃんの歌は心癒される感じでお気に入り。歌声が実にいいです。愛ちゃんがディナーショーする時のレパートリーが増えたな。

4.寒いから冬だもん!~どうもこうもないっすよミキティ~/藤本美貴 With 岡井千聖&萩原舞(℃-ute)

これもミキティらしい歌唱が味わえる味わい深い曲ですね。やはり本来はソロ向きな人材なのだなあと改めて思ったりした。さて℃-uteの2人については賛否分かれると思うが個人的にはいいアクセントになっているのではないかと感じる。ミキティの「そんなことは分かるけどハゲティハギティ」という優しいトーン(年下に駄々こねてる風)のセリフも聴けるしね。新春のハロコンで披露ありそうですね。

5.コタツの歌~jyuken story~/吉澤ひとみ・新垣里沙・亀井絵里

タイトルから予想していたもの(ほのぼのした曲かと・・・)とはまるっきり違い、何だかダウナーな失恋した受験生が主役の歌。振られたけど未練ありみたいなのは初期娘。にも通じる世界観。なんか詞がつんく♂っぽいなーと思いましたよ。「コタツで居眠りは顔に型が残る」とか「ファミレスのカウンター意外と好きだけれど」とか。間奏のえりりんのスキャットっぽい部分いいですね。

6.わ~MERRYピンXmas!/重ピンクと、こはっピンク

この曲に言葉はいらない。その世界に身を任せればいいのですw。コンサートの時のほうが勢いは感じるけど、その代わり細かいニュアンスがCDでは楽しめます(やーんやーんの歌いかたとか)。えーもう、この曲は好きですね・・・やっぱり。

おまけDVD
秋ツアーの日本武道館昼公演より「踊れ!モーニングカレー」と「歩いてる」の2曲を収録(約9分)。カメラワークはそんなに悪くない(まあ普通)けど画質はそんなに良くないかな。この画質で秋ツアーのDVD出されたら、ちょっとイヤだくらいのレベル。初回盤2,800円と通常盤2,100円・・・700円の価格差にこのDVDが見合うかどうかは個人によって意見が違うでしょうが、あややの「Naked Songs」が400円差で充実したDVDがおまけについてたことを考えると物足りない気がします。しかし、まあ初回盤を買わずにはいられない体質だからね・・・。

ジャケットや中のライナーはデザインはともかくメンバーの写真は悪くないので個人的には○。

今回のミニアルバム。個人的には結構好きになれる曲ばかりだったので良かったですね。コンセプトのはっきりした、なかなか粒揃いのミニアルバムでした(小粒ではあるけど)。

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2006年2月16日 (木)

モーニング娘。「レインボー7」レビュー

こんばんはTAKA2です。まずはごっちん復帰おめでとう!「万全とはいきませんが」ってとこが気になるけど、まあ徐々にお仕事していってくれればいいと思います。何はともあれ一安心。
んでは、今日は「レインボー7」のレビューっぽいものを書いていこうかと思います。

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01.HOW DO YOU LIKE JAPAN?~日本はどんな感じでっか?~
1曲目からキタキタキターって感じのえらいかっこよい曲。リズム隊がラヴピと同じく江川ほーじん&ファンキー末吉ではないですか!歌詞自体はどこのビジットジャパンキャンペーンのテーマソング?って感じですがw。とにかく、つかみの1曲目が気に入っちゃってくれちゃって良かった曲だったので一安心。

02.THE マンパワー!!!
改めて聴いてみても、やっぱり変な曲ですよ・・・これは(誉め言葉)。かおりやヤグ、梨華ちゃんの声が妙に懐かく感じてしまって・・・つい1年ほど前まではメンバーだったのに、それがもうかなり昔のことのように感じてしまうなあ。

03.青空がいつまでも続くような未来であれ!
ラジオで早めの段階で流されてて評判がすごく良かった曲ですね。現段階では、僕の中では意外とアルバム曲の中では印象が薄いほうではありますが。ただ大多数のファンがモーニング娘。らしさを感じ取れる良い曲だとは思いますよー。これから更に聴き込み、またライブで実際のパフォーマンスを見たりすれば感想も変わっていくでしょう。

04.大阪 恋の歌
いかにもつんく♂好みのベタ歌謡曲。僕にとっては「好きなんよ 好きは好きなんよ」って曲。

05.INDIGO BLUE LOVE (新垣里沙、亀井絵里、田中れいな)
基本的にはあぁ!の「First Kiss」やあぁ!もどきの「好きになっちゃいけない人」といった楽曲の延長上にある曲だと思う。ということで、この曲にはまず必然的にれいなの刹那的な声が必須。そこに成長著しい亀井さんを加え、さらに楽曲イメージの表現に幅と厚みを持たせる意味で新垣さんを投入というのはすこぶる納得の人選です。そして3人は見事にやりましたね。パート割はほぼ均等。ただソロを繋いでいく形なので、このメンツならハモリに挑戦してみても良かったかなーとは少し思います。

06.レインボーピンク (重ピンク、こはっピンク)
このアルバム最大の問題作?この曲に拒否反応を示す人もいるとは思いますが、そういった人も語らずにはいられなくなるような・・・そんな曲。僕はもちろん積極的肯定派ですよ!というかさゆと小春をここまで活かせる楽曲を作れるつんく♂って、やっぱり天才だね!くらいの勢い。
楽曲部分だけ取り出しても普通に良質のアイドルポップス(もしくはアニソンっぽい)だと思いますが、やはりこの曲はセリフ部分があって初めて完成する曲であると思います。あの部分があればこそ、この曲は只のアイドルが歌う曲ではなく、アイドルポップスについての自己言及性を備えたメタ的な意味を持つ楽曲になったと言えるでしょう。うん、訳わかんね。
あ~結局のところは、普通にこの楽曲にひたって脳がとろけるような感覚を素直に楽しめばいいと思いますよ、ええ。ライブではぜひMC部分は自由にやってもらいたいですね・・・そして、やはり僕たちは「こ・はっ・ピンク!こ・はっ・ピンク!」と叫ぶことになるのだろうか。

07.色っぽい じれったい
冒頭の小春タンのセリフ部分で、前の曲との振り幅を楽しむのが良いかと思います。アルバム内の位置的にもしっくりしてるし、馴染んでおります。まあ、悪く言えばシングル曲としての華のようなものがイマイチ・・・

08.無色透明なままで (吉澤ひとみ、高橋愛、紺野あさ美、小川麻琴、藤本美貴)
18歳以上のいわゆる大人チームが優しい歌声で奏でるスローナンバー。特にサビの部分の本当に無色透明って感じの歌唱がポイント。聴く前は正直、「このメンツの中にこんこんってどうよ?」と思わないでもなかったですが、むしろ曲の中でいいアクセントになっておりました。こんこんがライブでも安定して、このレベルで歌えれば、すごい良いものが聴けそう。

09.パープルウインド
80年代風な楽曲。これもめちゃくちゃ、かっこいい!特にBメロ~サビの展開が好き。こういうのシングルで出せよ・・・いや、出してみてくれちゃってもいいんじゃない?個人的にはフェイドアウトじゃなくてキッチリ終わってくれれば、ますます良かった。

10.さよなら SEE YOU AGAIN アディオス BYE BYE チャッチャ!
アルバムの中では「ダディ~」や「本気で熱いテーマソング」のような位置付けにある曲だと思いますが、それらよりはもうちょっと笑いの方向に振っていて、なおかつライブでのラストナンバー向けというのをかなり意識した作りの曲。春ツアーのラストはこれかな。それにしても最初にタイムボカンシリーズのEDとか言い出したのは誰だ?まあイントロの一部とかが確かに「天才ドロンボー」に似てますね(笑)
それにしても他の人は別れを惜しむようなセリフなのに、何で亀井さんだけ「神様は私を見ていてくれています。きっときっと、がんばってる私を応援していてくれているはずです」とか自分語りしてるのw?このウザさは安倍さんと同種のものだ・・・そして、そんなとこも好き。(まあ、この場合与えられたセリフをしゃべってるだけですけど)

11.直感2~逃した魚は大きいぞ!~(全くその通リミックス)
ここから先の2曲は実質ボーナストラック。制作側もそのつもりだと思う。
このリミックスバージョンは結構イイ!「直感2」は最初から、ここまで思い切ってやってくれればまだ良かったのに・・・。

12.女子かしまし物語3
正直、歌詞の部分は3作目になってそろそろ苦しくなってきた感が否めないですね。3部作として、これで完結するのがいいと思います。それか終わらないStoryとして、娘。が続く限り永遠にやっていってください。永遠なんて、どこにもないのに(笑)
「れいなのれの字は~♪」とか歌われたら、どうしたって「美奈代のみの字は~♪」とか思い出してしまいます(年寄りバレ)。とは言え、セリフ部分は結構好き。

寺田<新~潟産のおいしいお米
( ・e・)<なんでだよ!ちげーよ!
  
とか
从*` ロ´)<決めたけん、もうかわらんもんっ!
 とかね。前者はガキさんのその物言いが笑え、後者はもうひたすられいなキャワなのであります。
バックトラックはサックスがブルース・ハープ(ハーモニカね)に変わっているので、若干渋めの印象に。あとはTsubuyaki:SHIROH TSUBUYAKI に笑う。

アルバム全体を通して印象の残ったメンバーを挙げていくと新垣さん、れいな、亀ちゃんということになるかな(重ピンク、こはっピンクは別腹)。って「INDIGO BLUE LOVE」のメンツですね、この3人。

まず、ガキさん。このアルバムではとにかくガキさんが多くのパートをもらってるし、印象にも残っている。これは6thアルバム・春ツアー・夏秋ツアーとガキさんが努力し、成長し、結果を出してきたことのひとつの成果ではないかと思っています。またアルバムを聴いていると、ますます表現力がアップしたなあと思うことしきり。支えに回っても良し、メインを張っても良しという感じですね。

れいなについては、やっぱりもらってるパートが多いし、もともと僕がれいなの声質が好きってのも大きいとは思いますが。今回も特に「HOW DO YOU LIKE JAPAN?」や「INDIGO BLUE LOVE」、「パープルウィンド」とかでいい感じだなあと。

亀ちゃんは何か歌い方というか声質というか、とにかく少し変わった気がします。若しくは意識的に変えてるのか。かしまし3などが特に顕著。成長が感じられますね。夏秋ツアーの「ラストキッス」で鍛えられた部分もあるのかなあって。「INDIGO BLUE LOVE」なんて、あの2人に混じってて決して負けてないですから。

あと小春ちゃんも「色っぽい じれったい」の頃は悪目立ちしてたけど、アルバム曲では特にそんなことはないってことは、やっぱり良くはなってきたのかなーと。こはっピンクに関してはよくぞやりきった!(さゆピンクに関しては、あれはもともとさゆの得意領域だろうから)

もちろん、ここに挙げた以外のメンバーもそれぞれよくやってますし、そういった意味では「レインボー7」は今の10人ならではのアルバムに仕上がってますね。

ということで総評としては・・・ホントにいいアルバムです、コレ。元気な曲あり、爽やかな曲あり、切ない曲あり、楽しい曲あり、しっとりした曲あり、笑える曲ありと非常にバラエティ感溢れるアルバムになりました。
奇数アルバムはイマイチの法則(まあ1stはそんなことないと思うが)を見事に打ち破ってくれやがりました。特にアルバム曲についてはハズレなしといっていいんじゃないでしょうか。

これを引っさげての春ツアーがすっごい楽しみ。もうすぐ始まるんですよね。僕が行く予定の北九州公演はまだまだ先だなあ・・・待ち遠しい。

ざっと、こんな感想です。
それでは明日まで、さよなら SEE YOU AGAIN アディオス BYE BYE チャッチャ!

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2005年3月 2日 (水)

後藤真希「3rd ステーション」レビュー

 何となく「3rd ステーション」を自分の中で取り合えずでもまとめておかないと「2nd W」に移れないのでレビューなんぞを書いてみることにしました。思えば、たぶんちゃんとしたCDレビューをするのは初めてです。カテゴリも作ってみました。一応、今後も続けたいなとは思ってるので。あと僕は音楽的知識など皆無の人間ですので結局は単なる曲の好き嫌いを書いてるだけみたいなのになるとは思いますが、その辺はご勘弁を。
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01.エキゾなDICSO
 1曲目はシングル曲から始まることの多いハロー関係のアルバムですが、本アルバムはアルバム用新曲しかも変化球からスタート。発売前にラジオ音源を落として聴いたこの1曲で俄然、本アルバムに対する期待が高まりました。つんくもこの曲は相当に自信があったみたい。この曲でのごっちんはいわゆるウィスパーボイス歌唱なのですが、この声が実にエロキャワいい。個人的には本アルバム中で一番のお気に入り。

02.さよなら「友達にはなりたくないの」
 最新のシングル曲。去年の楽曲大賞では自分は4位で投票してます。やっぱり僕はこういう切ない曲は好みなんですよね。この曲ではたいせーもDaichiもいい仕事してると思います。最後のサビ前の間奏のギターソロは改めて聴くと何だかなあと思わないではないですが。去年のごっちんのシングル曲の中では一番好き。この曲はPVもいい感じだった。

03.横浜蜃気楼
 まあ個人的にはそれほど好きではない曲(嫌いでもないけど)。部分部分は結構好きなところもあるのですが。ただ歌詞中の「うち」ってのが、やっぱり僕の中でダメ。でもアルバムの中で、このイントロが流れてきた時はなんかかっこいいとか思いました。

04.シンガポールトランジット
 一聴して爽やか且つ女の子のかわいらしい夢想を描いた秀逸な歌詞の曲。この曲もええなあ。しかし、よくよく聴くとメロディーラインが変です。これがつんくが言ってた「コード進行がひねくれていて、メロディもどこかちぎれちぎれな感じ」ということですか。ごっちんの歌唱もいい意味で力が抜けている感じで聴いてて心地いい。ところで恥ずかしながらわたくし海外旅行などには縁がない人間なので「トランジット」の意味がわかりませんでしたので調べてみました。なるほど「トランジット」とは「途中寄航」・・・燃料や食糧補給のために着陸する経由地点で、その国に入国しないで次の地点に向かう事なんですね。で、この待ち時間が長い時に航空券の所持を条件に一時入国を認める国があるということなのか。つまり曲中の女の子の頭の中ではあくまでも他の最終目的地があるわけだ。

05. 来来!「幸福」(ライライ!シンフー)
 アルバム中ではお遊び曲といった趣の曲ではありますが、これもイイ!もう前奏からして楽しすぎますね。田中直たんGJ!歌詞もしょーもないですが勢いがあります。ライブでの楽しい1曲になりそう。イー、アル、サン、スー!

06. 渡良瀬橋(後藤Version)
 発表時には賛否両論が激しかった(否のほうが多かった気がする)曲で、僕も「手抜きじゃねーか」と多少思わないでもありませんでしたが、結果としては手抜きなどといったものとは無縁で、とても良い出来に仕上がってます。ごっちんの歌う「渡良瀬橋」に出会えたことを感謝したいくらい。オケの違いもあるのでしょうが、二人の歌う「渡良瀬橋」から感じられるものが全然違ってて面白い。まっつーの「渡良瀬橋」はとてもドラマチック。対してごっちんのはとても淡々としてますが、すごくやさしい感じ。どちらがいいのかというのは、最終的には好みの問題になると思います(当たり前か)。僕としてはどっちがいいかって?どっちもいいに決まってるじゃないですか!

07.ポジティブ元気
 この曲もラジオ音源で発売前に事前に聴いていた曲。その時はいかにもDaichiタン節炸裂のライブ盛り上げ用曲だなあといった感じで普通の印象だったのですが・・・。CD音源で聴いてたら、かなり耳に馴染んできて意外と好きな曲になりました。歌詞も前向きな感じで好きです。ニューロティカという人たちのことは自分は全く知らないので、この曲でどういう役割を果たしたのかは分からないのですが。ライブでは「盛り上がるしかないでしょ!」的に使われそう。

08.サヨナラのLOVE SONG
 悪い曲ではないけど、引っ掛かりがあまりないなといった感じを当時受けた曲。でも、ベテラン馬飼野康二(僕にとっては「戦闘メカ ザブングル」の音楽の人wだけど)が編曲を手掛けただけあって、よく聴くと丁寧に作られた佳曲ですね。まだミュージカルを観てない(DVDは発売日に買ったのに)ので、これを観るとまた曲に対する思い入れとか変わってくるのかな?

09.恋愛戦隊シツレンジャー(後藤Version)
 この曲もオケを変えてて、手抜き感はあまりしないです。この曲は3人で歌ってこそで1人で歌うのってどうなんだろうと思ってましたが、聴いてみると意外と悪くなく。オケはオリジナルと比べると多少ハードな仕上がりで、好みでいえばこちらが好きな部分もあり、あちらが好きな部分もありといったところ。ごっちんが歌う分には、このアレンジで正解だと思います。ソロで聴くには、やはりごっちんが一番この曲にはハマってる感じがしますね。続く安倍バージョンと松浦バージョンではどうくるでしょう(多分あるでしょ?)。ある意味、楽しみではあります。

10.ステーション
 僕の好きな切ない曲・・・アルバムのタイトルにもなっているし期待してたのですが、意外とハマれず。いや、ごっちんの歌唱も曲も全然悪くないのです。ただ歌詞がちょっと・・・。こう歌詞中に男(主人公の別れた彼氏)がやった所業が具体的に描写されちゃうと、聴いててちょっとつらいんです。別れ方として最悪でないかい?まあドッペルゲンガーを見ただけという可能性もあるが・・・。でも、僕がこう感じたのは、主人公の女性に感情移入できてるってことで、それだけごっちんの歌唱は良かったということなんだろうな。

11.19歳のひとり言
 ラストはしっとりとしたバラードナンバー。ああ・・・ええ曲や。等身大のごっちんが感じられるバラードですね。12年後ってのが、どこから出てきたのかよく分かりませんが。だって12年後は31歳・・・すごく中途半端!聴いてたら僕も人にやさしく出来そう(いや、やさしいんですけど)と思える、やさしいごっちんの歌唱が一番の魅力。

 つーことで、事前に高まった期待感を裏切ることのなかった傑作アルバム。トータルとしてはごっちんのアルバムの中では一番の出来だと思う。ジャケットやライナーなどのアートワークもとても良い。唯一の欠点といえるのは、このアルバムを引っさげたソロツアーが現段階では予定されてないということ、この一点に尽きます。まあ、これほどのアルバムをドロップアウトしといてツアーなしということはありえないので夏から秋にかけて何か展開があるものと勝手に思っときます。出来れば福岡公演&生バンド希望!

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